開発ストーリー

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開発担当者Voice

部品搬送用から工具置き場、製品加工台、
コンベア、台車などに対応した
キズ防止材【プロテクトシート】の誕生

私たち日本サンダイン㈱広島支店は、自動車用ドアの粘着加工において、20年以上の実績を築いてきました。
それまで接着剤で貼り付けていたドアの布を粘着シートにしてシールのように貼り付けることで、作業効率が飛躍的に上がり、多くの自動車メーカーを中心に、多業界で採用されるようになりました。
また、水溶性エマルジョン粘着材の開発・導入により、環境・安全面の確保が出来たことから、国内に限らず、海外でも採用されています。

そして、自動車業界の厳しい品質基準を長年クリアしてきたクオリティから、キズ防止材の要望が高まり、部品搬送用から工具置き場、製品加工台、コンベア、台車などに対応したキズ防止材【プロテクトシート】が誕生しました。

【プロテクトシート】
開発スタートのきっかけ

粘着加工工場を持つ弊社は、キズ防止用の緩衝材（ウレタン・ゴムなど）を販売していましたが、ある時「高級国産車のバンパー輸送時にキズが入り、大問題になっているため専用のキズ防止材を開発できないか」という要望がありました。

これが、プロテクトシート開発のスタートになりました。
様々な試験を繰り返し、相反する耐摩耗性とキズ防止性能を兼ね備えた【U-1B/V】が誕生しました。
加えて、JIS規格（難燃基準、制電性能、耐摩耗能）、VOC、SOC、RoHS、に対応しています。
高性能＋環境・安全に配慮したキズ防止材＋水性粘着材の商品を、国内だけにとどまらず、海外のお客様まで幅広く採用していただいています。